レオパの尻尾

日本の両爬を主にブログを執筆、レオパ、活ネズミなんかも飼育中

今年のエゾサンショウウオ

今年もまたエゾサンショウウオを捕獲し飼育しはじめた
だいぶ、生体の状態も安定してきたため記事を書こうと思う

今年は既に2カ所のポイントからエゾサンショウウオを捕獲し飼育している
うち、一カ所は成体の集まってくる繁殖期の夜間に行き
抱卵個体を1ペア持ち帰って来た

 

f:id:TailofReopa:20190530201553j:plain

翌朝、産卵を確認

f:id:TailofReopa:20190530201636j:plain

一部部分を除き無事受精も確認でき
ペアであることが確定した

実は捕獲の際にほぼ雄確定といってもいい程立派な個体を捕獲したが
筆者のミスで逃してしまった

無事に受精して心底ほっとしている…

 

f:id:TailofReopa:20190530201709j:plain

(逃した個体)

孵化した個体は50匹前後

無精卵も含めれば60個はあっただろうか

5月30日現在も順調に育っている

6月中旬になれば数匹のみを残し
採取したポイントに放しに行く予定だ



また、もう一カ所のポイントでは
越冬幼生を4匹捕まえて持ち帰った

 

f:id:TailofReopa:20190530201754j:plain

赤虫を主にレプトミンなどを与え
少しずつ上陸してきている

f:id:TailofReopa:20190530202409j:plain

f:id:TailofReopa:20190530202434j:plain


ここ数日の猛暑日の爬虫類部屋は32℃まで上がったが
冷温庫に入れなんとか凌ぐことができた

冷温庫がなかったら落ちていただろう…



・ 今回の反省点

初めての夜のフィールドで適当な懐中電灯を使ったが
もっと強いものが必要だろう
今後も夜間に行くことは少ないが用意して置きたいところだ


・ 今後の目標

今現在の最終目標はやっぱり繁殖させることだ


とはいえ、まずは安定的に飼育することが優先だ

まずは餌を食べてもらわなくはならない
幼体から飼育している個体はほぼ問題ない

成体は中々赤虫や人工餌を餌と認識してくれないが
レッドローチの初令は食べていることは確認できた
今はケースにばらまいているが追々ピンセットに慣らしていきたいところ

飼育容器は小プラケで単頭飼い
上陸直後はプリンカップ
ピンセットから餌を食べる個体は
いずれ水槽で簡易レイアウトを組みたいと思っている


両生類、特に有尾類は頻繁に分類などが変わっている

ついこの前は北海道の釧路市指定の天然記念物である
キタサンショウウオの新たな分布域が見つかったり

カスミサンショウウオの分類が地域ごとに別れ新たな種名が付けられたりなど
こういったことに対応できるようにしっかりと地域別の飼育繁殖を目指していきたいと思っている

これだけ広い分布ならエゾサンショウウオもいつ細分化されても不思議じゃないだろう